鎮痛剤のこと

痛みがあるときに鎮痛剤を飲むことはよくあると思います。

ただ、鎮痛剤はあくまで「痛み」を取るだけで、病気そのものを治すわけではありません。

時折患者さんから「痛みを取るだけの薬はいらない」といわれることもあります。

しかし、痛みが続くと、私たちの本来持っている「自己治癒力」が妨げられ、1週間で治るはずのものも、2週間、3週間となかなか治らなくなってしまい、場合によっては慢性痛になることもあります。

「痛み止め」は確かに「痛み」しかとってくれませんが、それが、私たちが回復するための一つの条件でもあるのです。

ただ、お薬には必ず副作用があるので、自己判断での鎮痛剤の乱用には気を付けましょう。

関連記事

  1. 漢方外来

  2. 漢方のこと

  3. 仕事中・通勤中のケガ

  4. 各種診断書について

  5. 後期高齢者保険証

  6. 急なお事故にも対応できます。

PAGE TOP