BMI(体重kg ÷ (身長m)2)は肥満度を表す指標で、高いBMI(太りすぎ)や低すぎるBMI(やせすぎ)は死亡率が高いといわれます。しかし、いくつぐらいが最も長生きできるか? は明らかになっていません。
今回はカナダからの報告で、BMIよりも、ウエストとヒップの比率(WHR:リンゴ型体型か、洋ナシ型体型か)によって、死亡リスクが高くなることが明らかになりました。報告によると、同じBMIであっても、WHRが高い(=リンゴ型)の場合に死亡リスクが高かったそうです。さらにこの傾向は特に男性に強く見られました。
「若いころから体重は変わらない。」「BMIは標準範囲」などであっても、体型が「リンゴ型」の場合は要注意です。
元気で長生きするために、思い当たる方は早速運動する習慣を身につけてみてくださいね。
引用※https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/37728925/