朝食を抜くことと、抑うつ症状については過去にも報告があるのですが、今回は福岡女子大学から「朝食を抜く、夕食後に間食する」という食習慣について、抑うつリスクが高くなる、という結果が報告されました。
その報告によると914人に3年間の食行動を追いかけて①朝食抜き、②夕食後間食、③寝る前の夕食、の3項目について調べています。その結果、①~③が一つもない人に比べて、2~3つあるとうつのリスクが優位に高くなったそうです。また、このような不健康な習慣があると葉酸、ビタミンB6、ビタミンB12、マグネシウム、亜鉛などの栄養素も不足していました。つまり、朝ごはんを食べなかったり、夕食後に間食するような習慣を続けていると、精神的なバランスを保つ栄養も不足して、気分の落ち込み、やる気のなさ、倦怠感や疲労、不眠など、抑うつになりやすくなってしまうかもしれません。
やっぱり朝ごはんは美味しくしっかり食べましょう!