はるみクリニックでは、将来の健康管理に役立てるため、以下の各種検査をご用意しています。
- OligoScan(体内ミネラル有害重金属検査)
- 8-OHdG検査(DNA酸化度検査)
- AGE検査(体内糖化度検査)
- ジアセチルスペルミン検査(腫瘍リスク検査)
一般的な健康診断だけでは把握しにくい体内環境を補助的に評価し、食事や運動などの生活習慣を見直すための参考情報とします。
検査結果は医師が問診や既往歴、ほかの検査結果と併せて確認し、必要に応じて生活指導や追加検査をご提案します。
OligoScan(体内ミネラル有害重金属検査)

OligoScan(オリゴスキャン)は、手のひらに光を当てて体内のミネラルや有害金属の状態を推定することで、採血・採尿をせずに食事や生活習慣を見直すための情報を得られる検査です。
こんな方におすすめ
✔ 外食や加工食品が多く、ミネラル不足が気になっている方
✔ 複数のサプリを使用し、成分や摂取量を見直したい方
✔ 仕事や生活環境による有害金属への曝露が気になる方
検査の目的
ミネラル状態の評価
必須・参考ミネラル21元素の推定値から、元素ごとの過不足傾向や相互バランスを評価します。問診や食事内容と照合し、栄養不足・過剰の予防や食事指導に活用します。
有害金属曝露の評価補助
鉛やニッケル、ビスマスなど、有害金属15元素の蓄積傾向を確認します。生活・職業上の曝露歴と照合し、曝露源の回避や血液・尿検査の必要性を検討します。
栄養・生活指導への活用
36元素の解析結果を、食生活やサプリメントの使用状況を見直す参考情報として用います。医師が健康診断や追加検査の結果も踏まえ、患者様に適した栄養・生活指導をご提案します。
検査方法
手のひらを光学測定
専用の分光光度計を手のひらの4か所に当て、皮膚組織に照射した光の吸収・反射スペクトルを読み取ります。得られた光学データから、必須・参考ミネラル21元素と有害金属15元素の状態を解析します。
解析レポートを医師が評価
測定データは解析システムへ送信され、元素ごとの値やミネラルバランスを示すレポートとして出力されます。医師が問診や既往歴、食事内容、サプリメントの使用状況と照合し、追加検査の必要性を含めて評価します。
検査項目
| 区分 | 確認内容 |
|---|---|
| 必須・参考ミネラル21元素 | マグネシウムなどの状態や過不足の傾向を確認します。栄養不足・過剰の予防や、食事・サプリメント指導に役立ちます。 |
| 有害金属15元素 | 鉛・ニッケル・ビスマスなどの蓄積傾向を確認します。継続的な曝露を防ぎ、必要に応じて血液・尿検査や治療につなげます。 |
| ミネラルバランス | 複数の元素量と相互バランスを確認します。偏った栄養摂取の予防や、食事内容・サプリメントの調整に活用します。 |
| 解析結果 | 36元素の測定値から、健康状態への影響を参考評価します。生活習慣の改善や追加検査、栄養療法の検討につなげます。 |
※オリゴスキャンのみで病気や有害金属中毒を診断することはできません。
料金
| 項目 | 料金(税込) |
|---|---|
| OligoScan(体内ミネラル有害金属検査) | 8,470円 |
※自由診療となるため、保険適用外となります。
8-OHdG検査(DNA酸化度検査)

DNAの酸化状態を調べる8-OHdG検査は、尿中の8-OHdGというDNAの破片とクレアチニンを測定し、尿の濃さを補正した値からDNAの酸化損傷を評価する、採血不要の尿検査です。
こんな方におすすめ
✔ 喫煙や不規則な生活による酸化ストレスが気になる方
✔ 食事・運動・休養などの生活習慣を見直したい方
✔ 生活改善前後の酸化DNA損傷の変化を確認したい方
検査の目的
DNA酸化損傷の評価
8-OHdGは、DNAを構成するデオキシグアノシンが活性酸素などによって酸化されて生じる物質で、酸化DNA損傷のバイオマーカーとして用いられます。尿中に排出された8-OHdGを測定し、採尿時点における酸化ストレスの状態を評価する参考にします。
生活習慣の見直し
検査値だけで酸化ストレスの原因を特定することはできないため、喫煙、食事、運動、休養などの状況と照合します。医師が問診内容も踏まえ、日常生活で取り組める改善方法をご提案します。
経時的な変化の確認
採尿時刻や運動などの条件をできるだけそろえて再検査し、尿中8-OHdG値の変化を確認します。自覚症状やほかの検査結果と併せ、生活指導の見直しや追加検査の必要性を検討します。
検査方法
尿を採取して測定
院内で採取した尿を必要に応じて前処理し、専用の測定カードへ滴下します。採血を必要としないため、注射による痛みを伴いません。
約5分で測定結果を確認
専用機器を使用して尿中の8-OHdGを測定し、機器による測定は約5分で完了します。医師がクレアチニンで補正した値を問診や生活習慣と照合し、結果をご説明します。
検査項目
| 区分 | 確認内容 |
|---|---|
| 尿中8-OHdG | 尿中に排出された8-OHdGを測定し、DNAの酸化損傷を評価します。生活習慣の見直しや、必要に応じた診察・追加検査を検討する参考にします。 |
| 尿中クレアチニン | 尿の濃さによる測定値の変動を補正するため、尿中クレアチニンを測定します。8-OHdGをより適切に評価し、生活指導へつなげるために用います。 |
| 8-OHdG/クレアチニン比 | 8-OHdGをクレアチニンで補正し、尿の濃淡による影響を抑えた値を確認します。条件をそろえた再検査では、生活改善前後の変化を確認する参考になります。 |
※本検査のみで病気、老化度、発がんリスクを診断することはできません。
※測定値は採尿条件や測定方法の影響を受けるため、医師が問診やほかの検査結果と併せて評価します。
料金
| 項目 | 料金(税込) |
|---|---|
| DNA酸化度8-OHdG検査 | 6,930円 |
※自由診療となるため、保険適用外です。
AGE検査(体内糖化度検査)

AGE検査(体内糖化度検査)は、前腕に光を当てて皮膚自家蛍光(AF)を測定し、組織に蓄積したAGEsの程度を非侵襲的に推定する、測定時間約12秒の検査です
こんな方におすすめ
✔ ご飯・パン・麺類や甘いものを取る機会が多い方
✔ 喫煙歴があり、日頃あまり運動をしていない方
✔ 食生活を見直すため、糖化の参考指標を確認したい方
検査の目的
組織に蓄積したAGEsの推定
AGEsは、糖がタンパク質や脂質などと非酵素的に反応する過程で生成される物質の総称です。AGE Readerで皮膚自家蛍光を測定し、組織に蓄積した蛍光性AGEsの程度を推定します。
食事・生活習慣の見直し
皮膚自家蛍光は年齢とともに高くなる傾向があり、喫煙者では高値を示すことが報告されています。問診で食事、喫煙、運動などの状況を確認し、患者様に適した生活習慣の見直しにつなげます。
健康リスク評価の補助
皮膚自家蛍光は、糖尿病に伴う血管合併症や心血管リスクとの関連が研究されています。医師が健康診断や血液検査の結果も踏まえ、生活習慣病の予防や追加検査の必要性を検討します。
検査方法
前腕を光学測定
前腕の内側をAGE Readerの測定部に乗せ、皮膚へ光を照射します。皮膚から生じる蛍光と反射光を機器で読み取り、約12秒で皮膚自家蛍光を測定します。
測定結果を医師が評価
測定後は、AF値と年齢別の参考データを比較した結果がレポートに表示されます。医師が年齢、喫煙歴、食生活、既往歴などと照合し、必要な生活指導や追加検査をご提案します。
検査項目
| 区分 | 確認内容 |
|---|---|
| 皮膚自家蛍光(AF値) | 前腕の皮膚から生じる自家蛍光を測定し、蛍光性AGEsの蓄積傾向を推定します。糖化に関係する生活習慣の見直しや、健康管理の参考にします。 |
| 年齢別の比較 | AF値を年齢別の参考データと比較し、同年代の値に対する位置を確認します。結果に応じて、食事・運動・喫煙などの改善方針を検討します。 |
| 糖化年齢 | AF値をもとに、パンフレット上の換算表で「糖化年齢」が参考表示されます。実年齢との差を生活習慣の見直しに活用しますが、医学的な生物学的年齢を示すものではありません。 |
| リスクゾーン | 年齢とAF値から、健康・注意・リスク上昇などの区分を確認します。高値の場合は、血糖・脂質・腎機能などの検査や生活習慣病対策を検討する参考にします。 |
※AGE Readerは皮膚自家蛍光を測定する機器であり、体内に存在するすべてのAGEsを直接測定するものではありません。
※本検査のみで糖尿病・心血管疾患・がん・骨粗鬆症などの病気や、老化の程度を診断することはできません。
料金
| 項目 | 料金(税込) |
|---|---|
| AGE検査(体内糖化度検査) | 2,420円 |
※自由診療となるため、保険適用外です。
ジアセチルスペルミン検査(腫瘍リスク検査)
ジアセチルスペルミン検査(腫瘍リスク検査)は、尿中のN¹,N¹²-ジアセチルスペルミン(DiAcSpm)を測定し、がんに関連する代謝変化の可能性を評価する補助検査です。
こんな方におすすめ
✔ 採尿で受けられる補助的ながん検査を希望する方
✔ 定期的ながん検診と併せて健康状態を確認したい方
✔ がんのリスクが気になり、医師へ相談したい方
検査の目的
尿中DiAcSpmの測定
DiAcSpmはポリアミンの一種で、健康な方の尿にも少量排泄されますが、複数のがんで高値を示すことが報告されています。尿中のDiAcSpmを測定し、尿の濃さを補正した値から腫瘍に関連する変化を評価します。
腫瘍関連変化の評価
尿中DiAcSpmは、大腸がん、乳がん、非小細胞肺がん、肝細胞がんなどとの関連が研究されています。検査値だけでがんの有無や発生臓器を特定することはできないため、結果は補助的な情報として使用します。
追加検査の必要性を検討
高値の場合は問診や診察を行い、血液検査、画像検査、内視鏡検査などの必要性を検討します。低値でもがんを否定できないため、年齢や性別に応じた標準的ながん検診は継続して受けることが大切です。
検査方法
外来で尿を採取
外来で尿を採取し、尿中に含まれるDiAcSpmを測定します。採血を必要としないため、注射による痛みや身体的な負担を抑えて受けられます。
検査結果を医師が評価
尿中DiAcSpmの測定値は、尿の濃さによる影響を抑えるため、クレアチニンで補正して評価します。医師が性別、年齢、月経の状況、炎症性疾患なども確認し、追加検査の必要性をご説明します。
検査項目
| 区分 | 確認内容 |
|---|---|
| 尿中DiAcSpm | 尿中に排泄されたN¹,N¹²-ジアセチルスペルミンの量を測定します。高値の場合は、がん検診や画像検査などを検討する参考にします。 |
| 尿中クレアチニン | 尿の濃さによる測定値の変動を補正するため、尿中クレアチニンを測定します。DiAcSpmの過大・過小評価を抑え、追加検査の必要性を適切に判断するために用います。 |
| DiAcSpm/Cre値 | DiAcSpmをクレアチニンで補正し、基準値との比較に用いる数値を算出します。高値の場合は問診や診察を行い、検査対象となる臓器や検査方法を検討します。 |
| 医師による総合評価 | 検査値を既往歴、家族歴、自覚症状、ほかの検査結果と照合します。必要に応じて血液検査、超音波検査、CT検査、内視鏡検査などにつなげます。 |
※本検査は、国が推奨する胃がん・大腸がん・肺がん・乳がん・子宮頸がん検診の代わりになるものではありません。
※がんがあっても数値が上昇しない場合があり、反対に炎症性疾患など、がん以外の原因で高値を示す場合もあります。
料金
| 項目 | 料金(税込) |
|---|---|
| ジアセチルスペルミン検査(腫瘍リスク検査) | 6,930円 |
※自由診療となるため、保険適用外です。