漢方外来

はるみクリニックの漢方外来は、漢方薬を軸に据えながら、お一人おひとりの体質や心身の状態に向き合う専門外来です。

同じ病名であっても、体質や体力、症状の現れ方によって処方する漢方薬は異なります。

問診を通じて全身の状態を伺い、体が本来持っている力を取り戻せるよう、症状のある部分だけでなく体全体を診ながら治療を進めてまいります。

漢方外来と西洋医学の違い

漢方外来では、症状や体質、心身の状態を総合的に捉え、漢方医学に基づいて治療方針を検討します。

一方、整形外科外来や痛み外来では、問診や身体診察、必要に応じた画像検査などをもとに、痛みの原因や状態を調べて治療します。

項目漢方外来整形外科外来・痛み外来
診療の視点体質や心身全体のバランスに着目痛みの部位や原因の特定に着目
診断の考え方問診をもとに一人ひとりの体質・状態を捉える検査データや画像所見から診断する
主な治療法漢方薬(エキス製剤)、生活指導薬物療法、神経ブロック、リハビリなど
対象となるケース検査で異常が出にくい不調、慢性的な体質の悩み画像や検査で原因を確認できる痛み・けが

漢方外来に対応する主な症状

慢性の病気

胃腸の弱さや便秘、下痢、腰痛、関節痛、頭痛など、長期にわたって付き合っている不調も、漢方外来でご相談いただけます。

症状が続く背景には、体質や生活習慣が関わっていることも少なくありません。

よくある相談内容

✔ 胃腸が弱い・胃もたれしやすい
✔ 便秘・下痢を繰り返す
✔ 腰痛・関節痛が長引いている
✔ 頭痛が慢性的に続いている

アレルギー疾患

花粉症やアトピー性皮膚炎、気管支喘息といったアレルギー症状に対しては、体質の傾向を踏まえた漢方薬を用います。

季節や環境による症状の変化も考慮しつつ、症状や体質に応じた処方を検討します。

よくある相談内容

✔ 花粉症による鼻づまり・目のかゆみ
✔ アトピー性皮膚炎による肌の炎症
✔ 気管支喘息による咳などの症状

半健康状態(検査で原因が明らかにならない不調)

自覚症状はあるものの、検査では明確な異常が見つからない不調についても、漢方医学の観点から状態を捉えて治療を検討します。

虚弱体質や疲れやすさ、冷え症、肩こりなど、検査値だけでは捉えにくい不調もご相談いただけます。

よくある相談内容

✔ 虚弱体質・疲れやすい
✔ 体力の低下を感じる
✔ 冷え症が続いている
✔ 肩こりが慢性的にある

女性特有の悩み

更年期障害や生理不順、月経困難症、月経前症候群(PMS)などでは、症状や体質に応じて漢方薬が治療の選択肢となることがあります。

体質や周期に合わせて処方を使い分けながら、症状の経過を見ていきます。

よくある相談内容

✔ 更年期特有のほてり・イライラ
✔ 生理不順・月経困難症
✔ 月経前の心身の不調(PMS)
✔ 体重増加や肥満に伴う悩み

その他の不調

むくみや二日酔い、にきびなど、日常生活のなかで気になる不調についても、体質に応じた漢方薬をご案内しています。

よくある相談内容

✔ 手足や顔のむくみ
✔ 二日酔いによる不快感
✔ 繰り返すにきび・肌荒れ

腰痛や関節痛、肩こりなど、構造的な原因が疑われる場合は、痛み外来や整形外科外来との併用も検討します。

痛み外来で対応する症状
整形外科外来で対応する症状

漢方薬による治療の考え方

漢方薬は、長い年月をかけて積み重ねられてきた、症状や体質に応じた生薬の組み合わせから成る薬です。

現在、病院で処方される漢方薬の多くは、生薬を煎じてエキスにし、顆粒状に加工したもので、通常の内服薬と同じように服用できます。

体質や症状の変化、副作用の有無を確認しながら、必要に応じて処方を見直します。

医師が治療上必要と判断し、保険適用となる漢方薬を処方する場合は、健康保険適用が可能です。

漢方外来の受診を検討する目安

✔ 検査を受けても、これといった異常が見つからない
✔ 疲れやすさや体力の低下が続いている
✔ 冷えやむくみが慢性的に気になる
✔ 更年期や生理周期にまつわる不調がある
✔ アレルギー症状について漢方薬による治療も検討したい

初診から治療までの流れ

01|ご予約・お問い合わせ

漢方外来は、ご予約なしでも診療時間内にお越しいただければご利用いただけます。ただし、一部の治療では事前に予約された方から順番にご案内することがあります。

02|受付・問診票のご記入

診療開始前にご到着された場合は、入口のボードにお名前をご記入のうえお待ちください。

初診の最終受付時間は、午前の場合は12時、午後の場合は17時です。混雑状況により予定より早く受付を終了する場合がございますので、時間に余裕を持ってお越しください。

03|持ち物のご準備

マイナ保険証または資格確認書のほか、各種医療証やお薬手帳、紹介状をお持ちの方はあわせてご持参ください。有効な資格確認ができない場合は、医療費を一旦全額自己負担でお支払いいただくことがございます。

04|問診内容のご入力

受付後は原則として受付順にご案内し、初診の方には問診票へ症状の経過などをご記入いただきます。事前にスマートフォンから問診内容をご入力いただくことも可能ですので、事前問診はこちらからご利用ください。

05|医師による診察・カウンセリング

問診内容をもとに、症状のほか、体質や生活習慣、体調の変化についても詳しくお伺いします。院内では、感染対策としてマスクの着用にご協力をお願いしております。

06|検査・治療

診察の結果をもとに、必要に応じて血液検査などを行いながら、体質や症状に合わせた漢方薬をご案内します。準備が整い次第、担当スタッフより順番にお呼びいたします。

07|会計のご案内

検査・治療が終わりましたら、会計についてご案内いたしますので待合室でお待ちください。保険診療のお支払いは現金のみとなりますので、あらかじめご了承ください。