巻き爪治療

「たかが爪」と思われがちですが、爪のトラブルによる痛みは意外と苦痛を伴い、歩行障害により日常生活が困難になることも少なくはありません。

はるみクリニックの巻き爪治療では、症状の進行度を確認したうえで、リネイルゲルやワイヤーによる矯正など適切な処置を行います。

また、感染を伴う場合は、炎症を抑える処置を優先することもあります。 

巻き爪が疑われる症状

✔ 爪の端が皮膚に食い込んで痛む
✔ 爪が内側に巻き込んでいる
✔ 歩くときに爪が当たって痛む
✔ 爪の周りが赤く腫れている
✔ 爪の周囲から膿が出ている 

巻き爪・陥入爪の進行段階

巻き爪の状態
※巻き爪の症状のイメージ画像です。

陥入爪

陥入爪(かんにゅうそう)は、爪の端が皮膚に食い込む状態です。

原因の多くは、靴などによる物理的な圧迫で爪の成長が妨げられ、変形から食い込みにつながることです。

食い込みだけの段階では強い痛みを伴わないことが多いとされていますが、放置すると次の段階である巻き爪へと進行することがあります。

日頃から爪の形や皮膚への当たり具合を確認しておくことが大切です。

巻き爪

巻き爪は陥入爪がさらに進行し、爪が筒状に巻き込んだ状態です。圧迫や刺激がなければ痛みは少ないものの、歩行時などの刺激で痛みが出やすくなります。

陥入爪を避けようとして深爪をしたり、合わない靴を履き続けたりすることが要因になりやすいと言われています。

症状が進むほど矯正にも時間がかかりやすいとされているため、早めの受診が望ましいです。

爪囲炎

爪囲炎は巻き爪が進行し、爪の周囲の皮膚に細菌が入って化膿した状態です。感染により痛みや腫れが生じ、歩行が困難になることもあります。

巻き爪を放置していたり、爪周囲を清潔に保てていなかったりすると起こりやすいです。

血行不良により爪周囲の血流が不足していると、酸素供給が滞り、感染への抵抗力が下がるため、化膿しやすくなる場合もあります。 

巻き爪の主な原因

靴・歩き方による圧迫

サイズの合わない靴やハイヒール、先端の狭いパンプスなどを履き続けると、爪に持続的な圧迫がかかり、正常な成長が妨げられて変形につながりやすくなります。

また、つま先が外を向くような歩き方の癖があると、親指に均等に体重が乗らず、巻き爪の一因になることもあるとされています。

こんな人は要注意

✔ つま先の窮屈な靴をよく履く人
✔ ハイヒールを履く機会が多い人
✔ つま先が外を向く歩き方の癖がある人

爪の切り方による影響

爪には、歩行時に地面からの力を受け止め、指先を支える役割があります。

深爪をすると、この支える力が弱まり、指先の軟部組織が押し上げられることで、爪が巻き込みやすくなるとされています。

陥入爪の痛みを避けようとして角を切り込みすぎることが、かえって巻き爪を招くケースも少なくありません。

こんな人は要注意

✔ 爪の角を短く切りすぎる習慣がある人
✔ 陥入爪の痛みを避けるために爪の角を切り込んでいる人

歩行不足・体重のかかり方

爪には、歩く際に地面からの力を受け止め、足指が地面をしっかりつかんで蹴り出す役割があります。

歩く機会が少なく、爪に十分な力が加わらない状態が続くと、爪はどんどん巻いていきやすくなるとされています。

高齢や病気などで活動量が少ない方は、特に注意が必要です。

こんな人は要注意

✔ 高齢で活動量が少ない人
✔ 寝たきりの状態が続いている人
✔ 足の指をあまり使わない歩き方をしている人

足の変形による影響

外反母趾など足の形に変化が生じると、爪にかかる体重のバランスが崩れ、特定の部分に圧力が集中しやすくなります。

こうした状態が続くことで、爪の変形が進み、巻き爪の原因になることがあるとされています。

足の変形は年齢を重ねるにつれて生じやすいため、日頃から足の状態を意識しておくことも大切です。

こんな人は要注意

✔ 外反母趾がある人
✔ 足の指の変形を指摘されたことがある

巻き爪の診断・検査方法

まずは爪の状態や症状が出始めた時期、痛みの程度や日常生活への影響について詳しくお伺いします。

続いて爪や周囲の皮膚を診察し、陥入爪・巻き爪・爪周囲炎のいずれの段階にあるか、感染や肉芽腫の有無を確認します。

爪周囲炎など感染を伴う場合は、原因菌の確認に加え、巻き爪の原因として多い爪水虫(爪白癬)の合併がないかもあわせて確認することがあります。

他の病気が背景にある可能性も考慮しながら、総合的に治療方針を検討します。

巻き爪の主な治療法

※巻き爪治療のイメージ画像です。

リネイルゲル

リネイルゲルは、巻き込んで硬くなった爪を柔らかくするための処置です。

爪が硬いままの状態では、ワイヤーの力だけで矯正することが難しいため、矯正治療に入る前の準備として行います。

爪の状態によっては、複数回の処置が必要になることもあります。

巻き爪マイスター

巻き爪マイスターは、巻き爪専用のワイヤーを爪に取り付け、その反発力を利用して爪の巻き込みを少しずつ矯正していく処置です。

1回の処置で完全に矯正されるものではなく、経過を見ながら継続的に調整していく治療です。

装着後に爪や周囲の皮膚に痛みや違和感が続く場合は、診察時にご相談ください。

爪囲炎を伴う場合の処置

感染による炎症・化膿を起こしている場合は、矯正治療よりも先に、抗生物質の使用などによって炎症を抑える処置を優先します。

あわせて、爪周囲を清潔に保つことも回復のために重要です。

処置後は、腫れや痛みの変化を確認しながら、炎症が落ち着いた段階で矯正治療に進むかどうかを判断します。

料金

項目料金
初診料3,300円
再診療2,200円
リネイルゲル6,820円
巻き爪マイスター6,820円

※診察内容によっては、上記以外に別途費用が発生する場合があります。
※上記は自由診療(保険適用外)です。

巻き爪治療でよくあるご質問

Q1|巻き爪は自然に治りますか?

A1|軽度の場合は、爪の切り方や靴の見直しによって改善することもありますが、進行した巻き爪が自然に治るとは限りません。

痛みが続く場合や、爪の変形が気になる場合は、原因を確認するため早めに受診してください。

Q2|矯正治療に痛みはありますか?

A2|「チクッ」とした痛みや、ワイヤー装着時の圧迫感を覚える方がいます。

爪の状態や処置の内容によって感じ方は異なりますが、痛みをできるだけ抑える工夫をしながら行いますので、不安があれば診察時にご相談ください。

Q3|巻き爪を放置し続けるとどうなりますか?

A3|痛みや歩きにくさが強まり、日常生活に支障が出ることがあります。

放置すると爪周囲炎を併発し、感染によって化膿することもあるため、症状が続くときは早めの受診を検討しましょう。

Q4|子どもでも受けられますか?

A4|爪の状態や原因によって適した治療方法が異なるため、お子様の場合も診察時に状態を確認したうえでご相談させていただきます。

Q5|自分で市販のワイヤーやテープを使うのと何が違いますか?

A5|当院では、爪や周囲の皮膚の状態を診察したうえで、症状の進行度に応じた処置を行います。

自己判断での処置は、爪や皮膚を傷つけ、かえって症状を悪化させることがあるため注意が必要です。